ロードレーサーを応援するアティック

  1. ホーム
  2. レースへのいざない

ロードレースをはじめよう!

レースのことをもっと知りたいあなたにお贈りします!

レースへのいざない

さて、モエレ沼大会の回想記いかがだったでしょうか。

参考になりましたか?

このレースは道内トップクラスの選手達が参加していたカテゴリーですから、すべての選手に当てはまるものではありませんが、ひとつのレース戦略として今後の参考にしていただければ嬉しく思います。

この大会は小規模なレースでしたが、ここでも積極的なアタックが繰り広げられていました。
いわゆるエスケープとか逃げるとか言われる動きですね。
最後まで集団のままでレースを終えるよりも、やはり動きのあるレースのほうが観ている観客も面白いものです。

しかし、逃げるのは大変です。ひとりではなかなか決まりません。
ほかのチームの選手であっても逃げる時には協力関係を築くことも大切です。

とりあえず、安全圏に入るまでは協力して逃げる。
そしてゴールに向け、後方集団から完全に逃げ切ったと確信してから、この中でさらにアタックが掛かり、そして本当に強い者が勝利を得る。そういう展開がほんとは理想的なんですね。

 

さて、展開という言葉が出てまいりました。これについて少し書いてみましょう。
これもすべての選手に当てはまるものではありませんが、展開を知っておくことで出来るだけ良い順位につながるよう参考までに少し書いてみます。しかし個人的な解釈ですのであくまで参考程度に。

いつも上位にくる選手はレース展開をよく観察しています。選手の動きをですね。勝ちを狙いにいく積極的な走りを常に心掛けている選手ほど、まわりの選手をよくチェックしていると思います。レースでは、体力もさることながら、選手の走るスタイルというか、その選手がどのような走り方をする選手なのかによってゴールの順位にも影響することがあるからです。

ですから、他の選手の走り方を見極めておくことも大事です。アタックに乗ったのはいいけど、相手が協力する選手か協力しない選手かそれによってアタックの成功率も変わってきますので。先頭を引かない選手と逃げてもそれは失敗するだけ。レースをよく見ている選手はその辺の判断が明確です。経験もあるのでレースでは無駄な力も使いません。無理な走りもしません。無理だとわかれば決断も早く途中でやめて次のチャンスを狙います。しかしチャンスとみれば全力でいきます。アタックを仕掛ける時は全力でいかなければ決まりませんから。こういう時の協力関係は非常に大事ですね。

そして、ロードレースでは、レースの流れを読む能力によっても順位に違いが生じたりします。

例えば、このアタックは決まりそうだから乗っておこうとか、逆にこのメンバーでは失敗しそうだからやめておこうとか、何かの動きがあったときに瞬時に判断できる能力であったり、コースに応じて集団の動きを先に予測して行動できる能力であったりしますが、このような判断力が優れているかどうかで結果が全然ちがいます。

以前こういう選手がおりました。彼は集団が落ち着いている時は先頭交代のローテーションから外れて後方で足を休ませているのに、集団の動きが激しくなっている時はいつも前方に位置して展開に加わっていました。レースの読みを間違えると不幸にして中切れに遭う可能性もないとはいえない危ない走り方ですが、彼はいつも展開を読めていたんですね。

また、反対に実力の低い選手の場合にも展開を読めるかどうかはとても大事なことです。例えば、集団のペースが速くなって後ろで苦しい思いをしている時に、その動きは逃げた選手を捕まえるための一時的なペースアップである場合、その状況を知っていればしばらく我慢すればそのうち落ち着いてまた楽になりますが、もし知らなければ集団から切れてしまって一人旅になり、完走もできない憂き目に逢うかもしれません。

上り坂で上りに弱い選手の場合も、集団が大きければ事前にポジションをあげておいて(平地が速くないとポジションキープは無理ですが)、上りが終わるまでにそのポジションは徐々に下がっても何とか集団から切れずにその上りをやり過ごせるかもしれません。最初から後ろだと切れるだけです。その上りがそのレース全体にどういう展開を及ぼすかによって上りごとの集団のスピードが違いますが、自分が耐えられる限界スピードをわずかに超える程度であれば有効な作戦です。

どの場面でどう判断しどう応じるか、情報量が多いほど自分にとって有利にレースを走ることができます。逃げなどには進んで加わるといろいろな走り方を学ぶこともできます。たまには結果など考えず、そのレースを捨てる覚悟でドカ〜ンと一発大きな走りをしてみるとすごくいい経験になると思います(アタックするタイミングは大事ですよ)。そういう経験が自信となって必ず結果に表れてきます。そういう選手ほど伸びていくものです。失敗するからこそ成功があるのです。何事も経験です。頑張りましょう!

少しのつもりがずいぶんと長くなりました。

レースの展開については、今回のように積極的に動くレースもあれば、クラスによっては最後まで集団が崩れずに大集団のままゴールを迎えることもありますが、実力の高いクラスほどレースは激しくなっていく傾向があります。

もちろん、あまりに実力差が大きすぎると問題なので、そのようなことのないよう、北海道では年齢と体力によって区分されたカテゴリー制が導入されており、全選手が思う存分自分の力を発揮できるような環境が整えられています。

 

どうでしょう?
あなたも一度レースに参加してみませんか?

初めての方にはまだよくわからないかもしれませんね。
レースの展開などと聞いてもあまりピンとこないかもしれません。

でも心配はいりません。
自分の体力に合ったクラスを選んで走れば大丈夫。
経験を積んでいけばなんとなくわかってくると思います。

レースはおもしろいですよ〜♪

レースに出たあとに、苦しくて二度と出るもんかと思うのか、悔しくてリベンジを心に誓うのか、あるいはもっと上のクラスに出たいと願うのか、それは走ったあとのあなた次第。
(苦しく感じるひとは、そこまで自分を追い込める意志の強い方。絶対速くなります^^)

そして、レースはけっこう奥が深いんです。
最初はただ参加して喜び、次第にレースの流れに溶け込み、そして自分からレースを作っていつの日か勝利できる時がやって来るかもしれません。勝利の味は格別です(もうやみつき^^)。そうなればもうどんどんレースの世界が広がっていきます。レースからは学べることがいっぱいあって、深いんです。深すぎます。

そして幅広い楽しみ方も待っているんです。
レース会場ではクラブ員を応援しているだけでも楽しいのですが、、
もちろん参加してただ走るだけでも楽しいのですが、、
勝利を目指して一生懸命走るのもレースの楽しみ方ではありますが、、

それらを全部ひっくるめて遠くに遠征するときが一番楽しい!!
旅行気分です。脱日常です。

さあ、ドキドキワクワク、レースの世界へあなたもいかがですか?

絶対おもしろいと思う。