バイクメンテナンス
ロードバイクの耐久年数を延ばす洗車と、フレームのワックス掛け処理
今日も早朝作業で2台洗車してから営業開始。1台はお預かりのバイク洗車で、もう1台は買取りの中古自転車。今週の洗車はいつもより多くて今日で4台目。きれいになるバイクを見るのは気持ちがよいものです。仕事の意欲も高まります。
そして、オーナーにもさらに利点があって、トラブル防止に役立つこともあるんですが、今日もある発見が・・・。
それはタイヤの亀裂。おそらくトレーニングを日課にされている方なら一度や二度は経験あるはず。もちろん店長も経験してます。原因は砕石の小石ではないかと思われますが、亀裂が入るのはだいたい後輪ですね。前輪は石は踏まないように気をつけているからでしょう。今回も後輪でした。しかも2箇所。
1箇所はまだなんとか持ちそうな感じだけど、2箇所目はまずい。完全にチューブがはみ出してきていていつ破裂してもおかしくない状況だ。その亀裂を発見するやいなや、店長慌てて空気を抜きました。
以前、練習会でチーム員の爆発音を聞いているから、あの音を洗車中に再現するのは避けたかった。これはお客様の自転車だし。経験ある方ならわかるでしょうけど凄い音がしますよね。バァーーン、って。
メンテナンスサービスのオプション
洗車掃除はメンテナンスサービスのページにも掲載してますが、今後オプションを増やす予定です。現在のオプションはギアまわりをもっときれいにするクリーニング。でも、ギアのほうはあまり需要がないようなので外して、代わりに「ワックス掛け」という新しいオプションを設けます。
これはフレームとパーツの艶出し作業。フレームのほうは、固形ワックスを使ってピカピカに磨きます。車のボディと同じくフレームの塗装表面をツルツルに仕上げます。パーツは液体ワックスで磨き、ギアまわりなど洗車で落ちなかったこびり付いた汚れもパーツクリーナーできれいに落としてからワックスで磨きます。
固形ワックスは車用で塗装の保護と艶出し用。フレームもこびり付いた汚れがあったらこちらは液体ワックスを使ってきれいに落としてから固形ワックスの艶出し作業に移ります。
このワックス掛けの処理は、フレームに薄い被膜を作ることになりますから塗装の剥がれや色褪せ防止にも効果大。部品もですが、とりわけフレームは手入れの仕方で年数が経つほどずいぶんと見栄えも変わってくるものです。洗車の都度一緒にワックスを掛けておくと塗装の艶も長持ちするし、もちろんきれいになったバイクへの愛着もさらに深まること間違いなし!
ご自分でメンテナンスされている方は、使ったことがないならぜひお試しください。