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出張買取バイクに起きていたパンクの意外な原因

2019年03月28日

自転車修理

出張買取バイクに起きていたパンクの意外な原因

皆さんお元気ですか、店長の片平です。今年は春先から忙しくてブログもすっかりご無沙汰です。またぼちぼち書いていきますのでお付き合いください。

しかし今年は雪が少なかったせいか、皆さんメンテナンスに出されるのが例年よりも早いようですね。新しいバイクをお考えになっている方も多いようです。お引き合いでご来店いただく方も増えてきました。

初めてロードバイクに乗られる方は、中古でも程度がよくきれいなバイクだとあまり抵抗がないようですね。店内にもだいぶ中古バイクが増えてきました。でも、冬に買取したバイクがまだ整理できていないから店内はかなり雑然とした状態。早く準備せねば・・。

プライスカードを作って用意ができたらショッピングページにも掲載しますが、今年はQRコード入りのプライスカードにする予定です(ただ今鋭意制作中)。QRコードを入れたのは、例えば、店舗で現車を見てあとからゆっくり仕様を確認したい時などに便利です。ご存じのとおり、カメラアプリで読み込めます。よろしければ活用してください。

交換可能なバルブコアにご注意

出張買取バイクに起きていたパンクの意外な原因

月曜日も1台、出張で買取りに行って来ました。買取り申込みの時にパンクとお聞きしていたから、とりあえずチューブを取り出して水で調べてみることにします。

空気を入れてもすぐには抜けないので、スローパンクか、あるいは・・!?

パンク修理は一般車もロードバイクも同じです。水につけて調べてみなければ、なぜ空気が抜けたのかその原因を突き止めることができません。

で、水調べを始めた直後、すぐにエア漏れの原因がわかりました。水調べはどんな自転車でも店長はバルブのところから始めますが、バルブを水につけた瞬間、先っちょからプクプクと泡が・・。そう、今回はバルブコアが緩んでそこから空気が抜けていたのです。

空気が抜けたらまずはバルブコアを点検

出張買取バイクに起きていたパンクの意外な原因

今回は最初から空気が入っていない状態だったので、とりあえず確認のために、チューブがタイヤ内で折り重なっていないかどうか点検も含めてチューブを取り出し水調べをしました。

でも、いつも乗っているバイクでいつの間にか空気が抜けていた場合は、乗るまでに時間的に余裕があるのだったらまずバルブコアが緩んでいないかどうかを確認して(コアが交換できるタイプの場合)、増し締めができるようだったら締めてみてしばらく様子を見てみるほうがよいと思います。もし一日経ってもエアが抜けないようだったらパンクではないでしょう。

これが走行中だったら話は変わります。エアが少しづつ抜けていく場合は走っている最中にバルブコアが緩んで抜ける可能性もないとはいえないけれども、走行中の場合はスローパンクの可能性が高いので、必ずチューブを取り出して確認します。

取り出したら、まず最初にタイヤに何か刺さっていないかどうかを指で軽く触りながらチェック。もし異物が残っていたらまたパンクしてしまうので。この時にトレッド面を目視で確認したあとに指を動かしたほうがよいです。ガラスとか刺さっていたら怪我しますから。(店長も昔1回だけ経験あり)

出先でパンクした場合の処置とその後の対応

出先で空気が抜けた場合は、そのチューブはその場では使わず新しいチューブに交換したほうがよいですね。なのでスペアチューブは必須。スローパンクの場合は修理したら使えるので、帰宅してからゆっくりと修理しましょう。出先でのパンク修理は何かとトラブルの元です。もちろん、パンクしたことのあるチューブをレースとかイベントの時に使うのは×。

それと、スローパンクの場合に、自宅までもうすぐだからとエアが抜けたまま走るのはリムのエッジを傷つけてしまうことにつながるので避けたほうがよいと思います。

時折、買取りバイクで走行距離が少ないのにエッジに細かいキズが目立つバイクを見受けます。スローパンクでなくともエアの充填量が少ないとリム打ちパンクの危険性も増します。ロードバイクの場合は一週間に1度は必ずエアを入れましょう。ロードバイクは確実に1気圧は抜けますからね。

そして、空気が少ないとチューブが削れてまた別の原因を作ったりしますが、パンクはできるだけ少ないほうがいいですよね。もし、パンクの回数が多いなと思っている方は、もしかしたら空気圧不足が関係しているのかもしれません。

ちなみに、今日もクロスバイクの修理でありましたが、空気が抜けたまま走っていると、バルブのところでチューブが折り重なって場合によってはバルブの根元が裂けたりします(あるいは完全にもげてしまったり)。そうなると、もうそのチューブは使えません。ロードバイクでも気をつけたいですね。

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