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年齢とともに変わっていくアイテム「スポーツグラス」

2020年06月07日

その他

年齢とともに変わっていくアイテム「スポーツグラス」

風薫る5月、新緑の季節と書きたかった外での乗り出しから早3週間、すでに6月になって北海道もいまや初夏の様相です。日差しが眩しい夏は、自転車乗りにとってはスポーツグラスが必需品ですね。

ロードバイクに乗る時の必須アイテムの一つ、目を守るためのスポーツグラスですが、先回に続いて年齢にまつわる話で恐縮です。

もともと遠視だった私は、年齢とともに視力も落ちてきて、40歳の半ばくらいから眼鏡なしで新聞が読めなくなりました。それでも、自転車に乗る時は遠視だからしばらくは大丈夫でしたが、50歳を過ぎた頃から少し走行に支障を感じるようになってきました。

片目にするとハッキリと見えるのだけれども、両目だとなんとなく焦点がぼやけるような状態でピントが合わない感じ。これもレースを止めた理由のひとつです。

そういう私の悩みをすべて解決してくれると期待して、ある眼鏡屋で、度が入っているサングラスを作ったのですが…。

いろいろと迷ったスポーツグラス選び

近視の方など、視力の悪い方がスポーツグラスを装着する場合は、度付きレンズをインナーフレームで使用されるケースも多いようですね。

私もこのサングラスを作る前に、何が一番使いやすいんだろうかといろいろ調べました。度付きのスポーツグラスも作れると知りましたが、アールの付いたレンズは像がゆがんだりピントが合わないということで、格好はよいけど走行には不向きのようなのでこれはやめました。

お客様からもいろんな情報を頂いて、レンズにまったくカーブを入れないサングラスも拝見しました。でも、これは装着スタイルを見て抵抗あったので、私はこのサングラスは駄目でした。

で、ある時、いつもお世話になっている眼鏡屋でメガネのメンテナンスをしてもらってる最中、ふと横をみたら割りとリーズナブルな価格のこのサングラスが目に留まりました。しかも、スポーツグラスほどではないけど緩やかにカーブしているこのフレームにも、度付きレンズを装着できると書いている。

ルディのインナーフレームを使うクリップタイプが第一候補だったメガネ選びは、急転直下、この陳列メガネに決まりました。この時はけっこうカッコよいサングラスだと思って心惹かれた。

度付きサングラスはちょっと期待はずれ

このメガネを掛けて初めて走った5月の24日。もう、ライディング中の、あの視野の煩わしさから開放されると期待して、胸弾ませながら走り出したこの日、しばらく走ってみると、あれっ? 変わらない、これまでと何も変わらない。サイコンは少しは見やすくなったけど、あいかわらず時折ピントがずれるような感じはそのままだ。

私の目は乱視が入っている遠視のようです。自転車に乗っている最中は、遠くを見たり近くに目を移したりと視点の距離感が日常の生活よりも変わりやすいため、その動きに焦点が追いついていないような感覚を覚えます。

前回は疲れもあったのかなと今日も試しましたがやっぱり結果は同じ。サングラスを外して裸眼で走ったほうが楽に感じるほどでした。

メガネを作った時は、10mほどの広さの店内で確認して、何も違和感なかったので安心していたのですが、自転車に乗っている時は目の動きとか焦点の合わせ方が違ってくるんですね。もちろん年齢からくるいわゆる老眼が関係している症状です。

もともと視力が悪い方と違って、目の調節機能が低下している私がどういうスポーツグラスを選べばよいのか、わからなくなってきました。コンタクトレンズでスポーツグラスを使うということも考えました。でも、自転車に乗っていると目に張り付いて取れないということも聞きますし、それは怖いので躊躇しています。

もし私のようなご経験がある方がいらっしゃいましたら、ぜひお話を聞かせてください。楽しく自転車に乗れるための、解決の糸口でも見つかれば嬉しいです。

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