略してエポともいう。エリスロポエチンは赤血球を増やすホルモンで、もともとは腎臓などで作られている。腎臓の病気によっては、赤血球が不足することから貧血になるケースもあって、その治療に人工的に作られたエポが使われてきたようだ。
その結果赤血球は増える訳だが、赤血球が増えるということは、有酸素運動の機能アップにも大変に都合がいい。そこで、この人工エポを使って人為的に赤血球を増やそうという人間も出てくるわけだ。
もちろん、これはドーピング行為。スポーツではやってはいけないことである。また、人体にどのような悪影響があるのかも将来的には未知数だ。