英字表示はJCF。JAPAN CYCLING FEDERATIONの略で、「日本自転車競技連盟」のことをいう。
JCFには、「高校」、「大学」、「実業団」の3つの競技連盟と、都道府県別の競技連盟が加盟している。各都道府県連盟がJCFの窓口になっていて、いわゆる登録選手と呼ばれている選手達はJCF登録選手のことだ。
先に延べている3つの競技連盟に登録するには、まずJCF登録が不可欠。かなり競走意識が強く、向上心が高い選手は、ここに登録するのもいいかもしれない。いずれも団体登録があって、そのあとに個人登録する。ほとんどの人が団体の加盟登録は関係無いと思うけど、万一実業団レースに参加してみたくて自分で加盟登録する場合は気を付けてほしい。「実業団」は最低2名の選手が必要だ。
話は変わるが、登録制度において母体となるのはJCFだ。通常、窓口である都道府県の競技連盟からはライセンスは発行されない。しかし、北海道では独自に会員制度を設けている。カテゴリーランキングも制定している。このような試みがどんどん広がっていってほしいと思う。
また、日本の中には、数年前まで、アマチュアとプロフェッショナルそれぞれの競技連盟があった。しかし、今はレース自体がアマとプロの区分が無くなりオープン化されている。その事に伴い現在はJCFとして統合されている。