読んで字のごとく一日で終わるレース。頂点に位置するのは世界選手権か、あるいはオリンピックか。はたまたワールドカップのシリーズチャンピオンか。レースのクラス分けはどれも別格扱い。
UCIの「競技日程」には、「世界競技日程」・「ヨーロッパ大陸競技日程」・「その他の大陸競技日程」と3つあるが、それぞれの中に、レースのクラス分けが細分化されて掲載されている。これをレースカレンダーと呼んだりする。(※注)
で、「世界競技日程」のなかに、世界選手権やオリンピックやワールドカップと共に3大ステージレースが組み入れられていて、合計この4つは特別なレースとして世界の頂点に君臨する。
ワンデーレースは、前者の3つだ。世界選手権は毎年。オリンピックはもちろん4年に1回。ワールドカップは年間10戦のシリーズ戦で10戦とも優勝者がいるが、一番の栄誉は最もポイント数を獲得した選手が手にするシリーズチャンピオン。
この中で世界の頂点に位置するレースはどれなのか、それは人の見方によっても違うから判断するのは難しい。
(※注)2006年から、UCIの競技日程は、WorldTourを筆頭に、「Europe Tour」、「Africa Tour」、「America Tour」、「Oceania Tour」、そして「Asia Tour」と大陸ごとにさらに細分化されている。